Gonta House

ゲームとマンガと模型と戯れる日々の貧乏生活雑記ブログ

変移空間のオクテット

線形拘束のフェノグラムが完全に終わったので…。
 
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今夜から、変移空間のオクテットに手を出してみましたヽ(´ー`)ノ
 
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「レトロ」をテーマにした本作ですが、パッケージを開けて一番に目に付くのが、CDケースが凝りすぎていておもしろいというところ。
紙製のエンベロープも付属しており、5インチフロッピーディスクが忠実に再現されています。
 
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っていうかこれ、何気に金かかっていそう…。
 
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で、肝心なゲームの方ですが、ラインとタイルペイントを利用した画風およびコマンド入力方式のシステムで構成された、昔ながらのアドベンチャーゲームとなっています。
このシステムは、「エルドラド伝奇」や「天使たちの午後」を思い出しますねぇ~。
 
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グラフィックの方も、雰囲気がかなりよく出ています(*´Д`*)
 
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ただ、昔のゲームを再現しすぎたせいか、内容も昔のようにあっさりと終わってしまうのが残念なところ…。
シナリオのボリュームとしては、かなり物足りなさを感じるゲームでした。
らしいといえば、らしいんですがね…。

ちなみにゲームをクリアすると対応機種に「MH」が追加されるのですが、これがかなりいまいちな仕様だったりします。
せっかくのクリア特典ならば、機種をMHではなくFAまたはMAにし、音源をOPNAにしてくれればよかったのになぁ~と…(´Д`;)ヾ
 
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あと、対応機種の中にはX1も含まれているのですが、こちらは音楽がPSG音源によるもので、さらにIPLがCMT(カセットテープ)になっているという凝りっぷりでした。
ただ、X1turbo対応も謳うのであればきちんとX1turboも対応機種に追加して、こちらは音楽をFM音源(OPM)対応にし、IPLをFD0にしてくれれば良かったのになぁ~という不満もあったりします。
400ラインで漢字対応とまでは言いませんから…ヽ(´ー`)ノ

そんなわけで、全体的にボリューム不足と感じる本作ですが、40代以上であればこのノスタルジックな雰囲気に浸れるという、なかなかにおもしろいソフトだと思います。
まぁ、我が家では、いまだにX1turboやPC-8801等の8bitPCが現役なんですけどね…(´Д`;)ヾ