Gonta House

ゲームとマンガと模型と戯れる日々の貧乏生活雑記ブログ

アップライト筐体 パーツ交換

先週末に入手したアップライト筐体ですが、いろいろと問題を抱えておりまして、一つ一つ解決していこうと思ってみたり…。

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まず、気になったのは、経年劣化でスティックとボタンがボロボロ状態なところ。
ここは直接手が触れるところですし、反応が悪いとプレイにも支障が出てしまう部分。

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ボタンはギシギシ、たまに無反応やチャタリング
日焼けもしており、見た目も悪し。

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スティックは軸の根元部分がペンチでこじったように傷だらけ、しかもボールが奥まで締まらないという不格好さ。
そして、レバーはフニャフニャで、操作感最悪状態。
また、端子がボタンと同様にファストンタイプなため、旧式の物の中から選ばないとならないのが注意点。

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というわけで、この辺のパーツをセイミツ工業製で総入れ替えすることにしました。

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でもって、今回購入したパーツは以下のとおり。
 ・PS-14-DN:押しボタン 24φ ネジ式 (黄/黄)
 ・PS-14-G:押しボタン 30φ ハメ込み式 (緑/黒)
 ・AM-30:ホールプラグ (メカクシキャップ) 30φ
 ・LS-32:ジョイスティックレバー
 ・LB-35:レバーボール 35φ (緑)

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我が家には既にハーフテーブル筐体があり、そちらは1Pが青、2Pが赤という色合いなため、今回は緑で統一してみることに…。
そしてSTARTボタンは、やっぱり黄色一択ですよね!

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早速、沙羅曼蛇2でテストプレイ。
一新したことで、操作感はBATSUGUNになりましたよ!

あと、リビングでの存在感の圧は、遮光フードを取っ払うことで解決。

また、爆音仕様だったのは、スピーカーがBTL接続だったためということが判明。
通常だとスピーカーは、スピーカー(+)側に(+)、スピーカー(-)側にGNDを接続するものですが、BTL接続ではスピーカー(-)側に(+)を位相反転させたものを出力することで、音を増幅しているんですよね。
一般家庭では、そんなにデカイ音なんて必要ないわけなので、近所迷惑にもなることから通常接続へと変更しました。
というわけで、スピーカー(-)側の結線をGND接続に変更することで、まともな音量になった次第です。

さて、残る問題はあと一つ、映像の白飛び問題ですが、これは映像信号が強すぎることが原因。
通常、基板からの映像出力には200~300Ωを挟むものですが、この筐体はどこにも抵抗が見当たらず、モニタへと直結されていることがわかりました。

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それにしても元の持ち主は、よくこんな状態で稼働させていたもんだよなぁ~。
どんなに調整しても色が飛んでおり、ほとんど階調表示が出来ていない状態なので、まともに絵が出ないだろうに…。
とりあえず手持ちに丁度良いパーツが無いため、この白飛び問題に関しては来週末に対応してみたいと思います。