Gonta House

ゲームとマンガと模型と戯れる日々の貧乏生活雑記ブログ

電子書籍のみ発行の風潮

ここ最近の電子書籍媒体へ偏向な風潮。
紙媒体と併売してくれるのなら問題ないのですが、現実は電子書籍のみ発行が増加傾向になっているというのが厳しいところ…。
私は紙の本での所有欲を満たされることが重要なので、嫌な時代になったものです。
まぁ、時代の流れ上しようがないことなのでしょうが、レコード信者や真空管信者といった、時代に取り残された人たちの仲間入りってところなんでしょうかねぇ~。
 
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そして今、あのコバルト文庫までが新刊は電子書籍のみという事実に絶望…。

コバルト文庫は、今でいう少女向け「なろう」小説の先走りなわけですが、学生時代は友人に勧められて本当に読み漁ったものです。
今でも我が家の本棚には、お気に入りの作品たちがズラっと並んでおります。
 
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その中でも、さえぐさじゅん氏の柔らかい表紙に惚れ込んで、狂ったように読みました。
 
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当時は、唯川恵氏の作品や岬兄吾氏の池猫中学シリーズがお気に入りでしたねぇ~。
 
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うんうん、古き良き昭和の時代だ!
 
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で、パラパラと挿絵を眺めつつページをめくっていくと、ラストの方の広告に涙がチョチョ切れに…。
火浦功氏や新井素子氏の作品も夢中になって読みましたし、みずき健氏の絵による表紙買いをしてハマった日向章一郎氏の「放課後シリーズ」などなど、いろいろお世話になりました。
 
懐古主義と言われそうですが、今どきの作品よりも当時の方が尖っていたような気がします。
ここ最近のは体裁を保つためにこじんまりとした内容が多いですが、昔のは作者の欲望を勢いで書き連ねているのが読んでいて楽しかった感じです。
そういう尖ったのは、今だと薄い本に移っていったみたいですけどね。
反面、薄い本の方は、内容も薄まってしまいましたが…。

そんな昭和な時代にハマったのはラノベだけではなく、友人からはマンガを勧められいろいろな出版社の作品を夢中になって読んだわけで…。
 
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とりあえず今回は、白泉社系をザっとピックアップして1巻だけ読むことに…この辺の定番タイトルは、いま読んでも楽しいですな。
 
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せっかくなのでBGMもソレ系を流して、当時の雰囲気を堪能♪
 
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そういえばT&Tも、昭和のこの時代でしたなぁ~。
1980年代後半は、熱い時代だ!

古い紙の匂いに誘われ、ノスタルジーな思い出に浸った本日でありました。
あぁ、麗しきわが青春時代よ…。